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スウェーデンの旅 その9 ヨブス

オッサ・ヨブズと知り合ったのは2年前日本で行われた「インテリア&ライフスタイル」の展示会でした。

ビックサイトに会いに行き、その後「串焼き屋さん」で食事をしました。
東京の夜の街を車で走って、滞在先のホテルに送ったのが最後です。

いつか、ダーラナの工房にも行ってみたいと思っていましたが、それが今年叶ったのは色々な偶然が重なったからです。

10時半にホテルに迎えに来てくれた彼女は、2年前とまったく変わらない元気一杯の笑顔でした。ブラジル式にハグして今日のお礼を・・・あとは、一緒に来た友人を紹介し、早速工房へ案内してもらいました。

右手にシリアン湖を眺めつつ、彼女とのお喋りが続きます。

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その週から下の子が小学生になったので、彼女自身も興奮気味。
まったく車の往来がない道路のど真ん中を走り、話に無中になるとハンドルから手を離して大笑いするので、助手席にいる私はちょっとドキドキでしたびっくり

車で20分くらいで工房に到着。これがあの有名な「ヨブス」かと思うと何だか夢みたいですきらきら


1944年から使っているという工房へ案内されると、もう職人さんが2人で働いていました。何もかも興味津々な私たちに「まずはお茶よね!」とオッサはどんどん用意しています。

「お茶はあとでも・・」と言っても「ダメダメ、まずお茶飲んでゆっくりしなきゃ」と取り合ってくれませんスマイルホント、お茶大好きだよね~スウェーデンの人は・・

その後、工房やデザインについて色々と説明してくれました。

まずは、染料から。「スープ」と呼ばれ、職人さんの手で調合されています。同じ赤でも微妙に違う時があるのはそのせいでしょう。

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工房にお邪魔した時は「ルバーブ」というデザインを染めているところでした。このデザインに使用される型の数は13個だと言っていました。型の側面に番号がついています。

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工房には染める為の台が2台ありました。1つの台は30メートル。地面には「すのこ」のようなものがひかれています。

オッサが一番熱心に説明してくれたのは、型を置く時にはめるレールのようなもの。
これが型のずれを防ぎ、何時も同じ場所に型を置くことが出来るのだそうです。

もう1つの自慢は、38度くらいに暖めてある作業台。
そう言えば、工房に入った時から音がしていました。一体何の音なのだろうと思っていたのです。静かな工房に時々響く音は、この作業台を暖める暖房の音だったのですね。これで染料が早く乾きますし、布と作業台の間に塗ってある蝋が溶けて布がずれないのだと聞きました。


こうやって1つ1つ歴史を重ねて染められているのだと思うと感慨無量です。ふと見ると工房の壁にお子さんの描いた「トナカイ」の絵が飾ってありました。こんな所にオッサの良いお母さんぶりが伺えます。

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私たちが工房にいる間に、染めの作業はドンドン進み、ルバーブのデザインが鮮明になって来ました。

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つづく・・・

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